「セキュリティ教育の質が高い」と国が認めた教育機関は、どのようなセキュリティ教育を実施しているのか。英国NCSCの「CyberFirst Schools」「CyberFirst Colleges」の認定を受けた教育機関の取り組みを紹介する。
英国のセキュリティに関する政府機関である国家サイバーセキュリティセンター(NCSC)は、質の高いサイバーセキュリティ教育を実施する英国内の教育機関を評価する認定制度「CyberFirst Schools」および「CyberFirst Colleges」を設けている。NCSCは2022年3月、新たに8校をCyberFirst Schools/Collegesに認定した。新たに認定を受けた教育機関は、どのような取り組みを進めているのか。認定校8校のうち3校について、各校が実施している主なセキュリティ教育を紹介しよう。
NCSCは、CyberFirst Schools/Collegesの認定校に対して複数の特典を提供する。例えばセキュリティ教育に関する専門知識やリソースを提供したいと考えている企業や大学と関わり合う機会を設ける。
CyberFirst Schools/Collegesの運用が始まったのは2020年だ。NCSCは、まず南西イングランドのグロスターシャーで試験運用を実施し、2020年にウェールズに対象地域を拡大。2021年には北アイルランドに加えて、南西イングランドの他地域や北東イングランドも対象地域とした。
米国TechTargetが運営する英国Computer Weeklyの豊富な記事の中から、海外企業のIT製品導入事例や業種別のIT活用トレンドを厳選してお届けします。
SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...
SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。
「Fortnite」を活用 朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...