Teams教育版に追加へ 「同級生の前で音読」の恥ずかしさを解消する機能とは?「Reading Progress」の特徴を紹介

Microsoftが教育機関向けの「Teams」に、学習者の音読スキル向上を支援する機能「Reading Progress」を追加する。その詳細は。

2021年06月17日 05時00分 公開
[Mike GleasonTechTarget]

 Microsoftは2021年5月、教育機関向けユニファイドコミュニケーション(UC)システム「Microsoft Teams for Education」の新機能「Reading Progress」を発表した。Reading Progressは、学習者の音読スキルを高めたり、学習者の予定表を1つに集約したりすることを可能にする。2021年秋に提供を開始する。

 Reading Progressを使うと、教員はTeams for Educationを介して学習者に対して課題文章を提示でき、学習者はその文章の音読を録音できる。Reading Progressは学習者が録音した音声を分析し、発音や読み方の正確さを自動で評価したり、音読速度の測定をしたりする。

 教員は、Reading Progressが自動で検出した音読の誤りや、検出しなかった誤りを手動で修正することが可能だ。Teams for Educationはこうしたデータを蓄積して学習者の学習状況を示すグラフを作成する。

「クラスメートの前で音読練習」のストレス解消、指導時間増の効果も

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