「ChatGPT」と「Bard」はどう違うのか【後編】
「ChatGPT」と「Bard」は何が違う? AIチャットbotの“2大巨頭”を中身で比較
AIチャットbot「ChatGPT」と「Bard」が登場しているが、ユーザーはどちらを使えばいいのか。一見して同じようだが、決定的な違いもあるChatGPTとBardを比較する。
テキストや画像などを自動生成する人工知能(AI)技術「ジェネレーティブAI」(生成型AI)のうち、ベンダーの動きが特に活発なのが、対話形式で情報収集ができるAIチャットbotだ。代表的なAIチャットbotとして、AIベンダーOpenAIの「ChatGPT」と、Googleの「Bard」がある。この2つは、機能は似ているものの、実は決定的な違いがある。それは何なのか。
基本機能は同じだが……「ChatGPT」と「Bard」は“ここ”が違う
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連載:「ChatGPT」と「Bard」はどう違うのか
「ChatGPT」は注目を集めている
エンドユーザーが質問(プロンプト)を入力して、対話形式で回答を得る――。こうした基本的な仕組みは、ChatGPTとBardの間に大差はない。
ChatGPTとBardの主な違いは、データソースにある。Bardはインターネットから継続的に情報を収集し、回答の生成に最新情報を使うようにしている。ChatGPTのデータソースは2021年までとなり、それ以降の情報を反映していない。最新情報を求めるエンドユーザーにはBardが適していると言える。
自然言語処理(NLP)モデルとして、ChatGPTはOpenAIが開発した「GPT-3.5」「GPT-4」(GPT=Generative Pre-trained Transformer)、Bardはオープンソースの「LaMDA」(Language Model for Dialogue Applications)を使用している。LaMDAは文中や単語間のパターンを見つけ、精度の高い回答を生成できるよう設計されているという。
AIチャットbotは他にもある。例えば
- Writesonicの「ChatSonic」
- Jasper AIの「Jasper」
- LAIONの「Open Assistant」
- AI21 Labsの「Wordtune」
などが登場している。これらに加えて中国の検索エンジン大手Baidu(百度)は2023年3月、AIチャットbot「ERNIE Bot」(中国名:文心一言)を発表した。これらのAIチャットbotは“おもちゃ”ではなく、カスタマーサービスや製品レコメンド、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)マーケティングなど、ビジネスのさまざまな分野での活用が進むとみられる。
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