2023年04月19日 10時00分 公開
特集/連載

“ChatGPT無双”のMicrosoftにGoogle「Bard」が一矢 「生成型AI」大競争時代へ「ChatGPT」と「Bard」はどう違うのか【前編】

勢いに乗るOpenAIの「ChatGPT」に、Googleが“挑戦状”を突き付けた。Google独自開発のAIチャットbot「Bard」がそれだ。対話形式で情報収集ができるツールは今、どうなっているのか。

[Amanda HetlerTechTarget]

 人工知能(AI)ベンダーOpenAIは2022年11月にAIチャットbot「ChatGPT」を公開し、世界中で急速に利用を広げた。2023年2月にはGoogleも、独自開発のAIチャットbot「Bard」(バード)を発表した。AIチャットbotをはじめとする「ジェネレーティブAI」(生成型AI:テキストや画像などを自動生成するAI技術)は、さまざまな分野で活用が進む可能性がある。ジェネレーティブAIを巡る動きを整理しよう。

MicrosoftとGoogleが「生成型AI」でガチンコ勝負

 ChatGPTは登場直後から大きな反響を呼び、エンドユーザーはChatGPTが生成したコンテンツをビジネスや教育、日常生活といったさまざまな場面で活用する方法を模索し始めた。AI技術の専門家は、ChatGPTは情報源が最新ではないとみて、利用に当たって注意を呼び掛けている。

 ジェネレーティブAIの急速な普及は、老舗のITベンダーも動かした。Microsoftは2023年1月、これまで投資を続けてきたOpenAIへの追加投資により、ジェネレーティブAIの改良に取り組む方針を表明した。そうした中、先駆者としてAI技術開発に注力しているGoogleは、ChatGPTの対抗馬を打ち出そうとしている。その具体例がBardだ。

 2023年1月、Microsoftは企業向けに、OpenAIのAIモデルを使った独自システムを開発可能にするサービス「Azure OpenAI Service」を発表した。同社の検索エンジン「Microsoft Bing」にもAI技術による検索機能を埋め込み、対話形式での情報収集を可能にしている。一方でGoogleは、自社の検索エンジンにAI技術を使ったチャットbot機能を持たせるかどうかについて、詳細を明らかにしていない。


 ChatGPTとBardはどう違うのか。中編は、それぞれの詳細を見る。

TechTarget発 先取りITトレンド

米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。

ITmedia マーケティング新着記事

news067.jpg

Xにおける「バレンタイン」を含む言及数は過去4年間で最多だがUGC数は最少 どういうこと?
ホットリンクは、X(旧Twitter)に投稿されたバレンタインに関するUGCについて調査しまし...

news061.jpg

Expedia幹部が語る旅行体験向上のためのAI活用とグローバルブランド戦略
Expediaは、日本での18周年を記念してブランドを刷新した。テクノロジーへの投資を強化し...