モバイルデバイスを業務で利用する上で、「iOS」「iPadOS」か「Android」のいずれを用いる場合でも、データの安全性やプライバシー保護は重要だ。適切なモバイルデバイスを選ぶには、何を見ればいいのか。
モバイルデバイスを仕事に使う場合、どのモバイルOSが適するのかを見極める必要がある。具体的には、Appleのスマートフォン「iPhone」やタブレット「iPad」といったモバイルデバイスと、GoogleのモバイルOS「Android」を搭載したモバイルデバイスのどちらにするかを比較しなければならない。本連載は、両者を比較する際に役立つ違いを解説する。
Apple製モバイルデバイスとAndroid搭載デバイスの大きな違いの一つが、従業員のプライバシーへのアプローチだ。モバイルデバイスの業務利用が拡大している現状において、データプライバシーは従業員だけではなく管理者にとっても大きな関心事になっている。
特に私物端末の業務利用(BYOD)の場合、デバイスの大部分を従業員自身がコントロールできる。そのためBYODにおいて企業は、データの安全性と従業員のプライバシーの両方を加味してバランスを取るべきだ。そのために考慮すべき点を以下に挙げる。
以上の要素に加えて、デバイスの機種やモバイルOSの選択も重要だ。iPhoneなどApple製モバイルデバイスと、Android搭載デバイスのハードウェアやソフトウェアには大きな違いがある。仕事に使う際はそれぞれの違いと利点、注意点をよく理解する必要がある。
第2回は、Appleのデータプライバシーへの取り組みを紹介する。
米国TechTargetの豊富な記事の中から、さまざまな業種や職種に関する動向やビジネスノウハウなどを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「生成AIで作った広告」が物議 そのとき、コカ・コーラはどう動いた?
生成AIを広告制作に活用し、議論を呼んだCoca-Cola。この経験から何を学んだのか。
新規顧客獲得と既存顧客のLTV向上、それぞれのCRO(コンバージョン率最適化)について
連載第4回の今回は、新規顧客の獲得と既存顧客のLTV(顧客生涯価値)、それぞれのCRO(コ...
「広報」への期待 B2BとB2Cの違いは?
日本広報学会が上場企業経営者を対象に「広報の定義」に関する意識調査を実施した。