2007年07月17日 05時00分 公開
特集/連載

Windows Vistaの互換性問題、その現状と対策Active Directoryはそのまま使えるか?

Windows Vistaは大部分、既存のActive Directoryネットワークに統合できる設計になっているが、IT管理者が知っておくべき問題が幾つかある。

[Laura E. Hunter,TechTarget]

 Windows Vistaの導入を検討しているIT管理者にとって、恐らく最も重要なのは互換性の問題だろう。Windows Vistaは社内環境でどの程度互換性があるのか。既存のインフラにVistaをシームレスに導入できるのか、それともVistaクライアントを会社のネットワークに加えるには、Active Directoryなどのネットワークコンポーネントを大幅に修正する必要があるのか。

 幸いなことに、Windows Vistaは大部分、既存のActive Directoryネットワークに統合できる設計になっている。Windows Server 2008のリリースまで待たなくても、Vistaを導入することは全般的には可能だ。しかし、IT管理者が知っておくべき問題が幾つかある。

Windows Server 2003用の管理ツール

 現時点で、MSIインストーラ「adminpak.msi」のVista対応版は存在しない。adminpak.msiではActive Directoryユーザーとコンピュータ、ADドメインとトラスト、ADサイトとサービスといったMMCスナップインをインストールできる。しかしこれらのツールはデフォルトではWindows Vistaで機能しない。スタートメニューにショートカットが表示されず、スナップインを手動でロードしようとするとエラーが出る。新バージョンが出るまでの間、2003 Active DirectoryネットワークをVistaクライアントから管理するには、adminpakツールに関連したDLLを手動で登録するしか方法がない。このプロセスは手間が掛かるが、「Windows Vista-basedコンピュータにWindows Server 2003管理ツールをインストールすると、インストールエラーと互換性問題が発生します。」というMicrosoftのサポート技術情報で詳しく解説されている。

Microsoft Exchange用の管理ツール

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