約10センチ四方の小型ワンボックスサーバで、さまざまな場所でのRFID環境構築を支援
三井情報は7月18日、アクティブ型RFIDシステム「SPIDER V システム」の利用シーンを拡げるサーバプラットフォームとして、「JTAVIS マイクロ・サーバ」の販売を開始すると発表した。本製品は、約10センチ四方の小型ワンボックスサーバであり、以前よりニーズの高かった屋外などの限られたスペースでのRFID環境構築を可能にするという。
また、本製品は、同社が販売しているRF Code社のRFIDリーダ「SPIDER V リーダ」用のRFIDミドルウェア「JTAVIS コンセントレータ」を搭載しているため、タグデータの収集やフィルタリング、SPIDER V リーダの制御や監視が行える。制御プログラムや通信プログラムなどのアプリケーションも搭載可能で、個人認証を伴うドアの開閉やエレベータの呼び出し、信号灯の制御など、タグの情報をトリガーとして外部の制御機器との連携処理もできるという。さらには、携帯電話網を利用することで、既存ネットワークのない場所でも遠隔サーバへのデータ送信ができるとしている。
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