ワークスアプリケーションズ、日本版SOX法対応を強化したERPの新バージョンを発売NEWS

ERP製品「COMPANY」の会計シリーズ「COMPANY Financial Management」の新バージョン「COMPANY Financial Management 2008 for J-SOX」を提供開始

2007年12月26日 17時55分 公開
[TechTarget]

 ワークスアプリケーションズは12月26日、ERP製品「COMPANY」の会計シリーズ「COMPANY Financial Management」の新バージョン「COMPANY Financial Management 2008 for J-SOX」を同日より販売開始した。新バージョンでは、2008年4月より施行予定の日本版SOX法に照準を合わせ、内部統制対応機能の強化を行ったもの。

 同製品はこれまでも「アクセスコントロール」「ワークフロー」「ログ管理」など、日本版SOX法に対応した各種機能を標準搭載していたが、新バージョンではこれらをさらに強化し、「オペレーションログ機能」「アクセスモニタ機能」「アクセス権限設定ビューワ機能」「決裁状況モニタ機能」などの新機能を搭載。主な機能の説明は以下の通り。

機能 説明
オペレーションログ機能 COMPANYで行われたすべての操作記録をログとして記録、モニタリングできる機能。誰が、いつ、どのような操作を行ったかに加え、照会したデータおよび検索条件、更新したデータなど、すべての操作・内容を記録、モニタリングすることが可能
アクセスモニタ機能 誰がどの端末を操作し、どのような業務を行っているかをリアルタイムでモニタリングできる機能。不正なアクセスや業務が行われていないか、常時監視することが可能
アクセス権限設定ビューワ機能 誰がどの機能を使用可能かなど、ユーザー×メニューなどのマトリクスで権限付与状況を一覧照会できる機能。リスクの高い権限付与設定の早期発見を可能にし、実行者と承認者の分離や職務分掌の適切なコントロールが可能
決裁状況モニタ機能 各種申請データの現在の決裁状況が承認プロセス上でどのような状況であるかをモニタリングできる機能

 また、日本版SOX法は2008年以降数年をかけて詳細が固まっていくとみられることから、法令改正に伴う追加開発/コストを発生させないよう無償バージョンアップも提供される。

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