日本IBM、POWER6搭載UNIXサーバ「System p」エントリーモデルと仮想化ソフトウェア「PowerVM Express」を発表NEWS

64ビットプロセッサ「POWER6」を搭載したUNIXサーバのエントリーモデル「IBM System p 520」および「IBM System p 550」を発表、2月8日より順次出荷開始。

2008年01月30日 16時43分 公開
[TechTarget]

 日本アイ・ビー・エムは1月30日、UNIXサーバのエントリーモデル「IBM System p 520」および「IBM System p 550」を発表した。2月8日より順次出荷を開始する。価格はIBM System p 520が77万8785円、IBM System p 550が424万2420円。ともにタワー型モデルおよびラックマウント型4Uモデルが用意されている。64ビットプロセッサ「POWER6」を搭載することで、同社の同等サーバに比べキロワット当たりの処理性能を約4割向上したという。

 また、System pによるサーバ統合を推進するソフトウェア「IBM PowerVM Express」も同日に発表。価格は1プロセッサ当たり5040円で、こちらも2月8日より出荷を開始する。IBM PowerVM Expressは、従来ハイエンドまたはミッドレンジのSystem pを中心に提供してきた、POWER6プロセッサ搭載サーバ向け仮想化ソフトウェア「PowerVM Edition」の仮想化機能を中堅・中小規模システム向けに低価格で提供する製品。サーバ1台から仮想化を利用するために必要な最低限の論理区画(LPAR)や管理機能などを提供する。

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