2008年03月06日 19時41分 公開
ニュース

SAP、機能を選べる「SAP ERP」の拡張パッケージ第3弾を無償提供NEWS

1400種類以上の新機能や業界特化機能を追加したほか、業界共通のコア機能を強化。従来のソフトウェアアップグレード方式とは異なる「エンハンスメントパッケージ」で、今後のSAP ERP 6.0の機能拡張を行っていく。

[TechTarget]
画像 SAP ERP 6.0のエンハンスメントパッケージについて説明する松村浩史氏

 SAPジャパンは3月6日、「SAP ERP 6.0」の機能を拡張するエンハンスメントパッケージの第3弾を2008年度第2四半期から提供開始すると発表した。SAP ERP 6.0ユーザーには無償で提供される。

 エンハンスメントパッケージとは、SAP ERP 6.0用に提供する新機能。ユーザーは必要な機能だけを選択してインストール、有効化することが可能だ。

 「従来のソフトウェアにおける機能拡張には、『すべてを利用する』もしくは『何も使わない』という選択肢しかなく、また、拡張作業は大規模かつ重い作業だった。エンハンスメントパッケージによる機能拡張なら、ユーザーが必要なものを任意に選択し利用できるとともに、稼働システムの中断を最小限にとどめることができる」と、同社のカスタマーイノベーションセンター ビジネスアプリケーション マネージャー、松村浩史氏はエンハンスメントパッケージの利点を語る。

画像 従来のアップグレードとエンハンスメントパッケージのコンセプト比較《クリックで拡大》

 第3弾となるエンハンスメントパッケージでは、1400種類以上の新機能を提供。財務、人材管理、購買、企業サービス、営業・サービスなどコアとなるERPモジュールの機能強化を行ったほか、小売、卸売、公共サービス向けの新機能を追加した。業界向け拡張機能には、運輸、航空、防衛などの業種に向けた新機能を追加している。

 また、松村氏は製品の差別化ポイントについて「既存機能の中断・影響の発生しない安定的なビジネスプラットフォームを提供できるのはエンタープライズSOAの高い柔軟性によるものであり、SAP ERP 6.0の最大のメリット」としている。SAP ERP 6.0のエンハンスメントパッケージは今後も段階的にリリースされる予定だ。

関連ホワイトペーパー

SAP | ERP | SOA


ITmedia マーケティング新着記事

テレビ放送と人流の相関を示すデータサービス クロスロケーションズが提供開始
テレビ番組やテレビCMをテキスト化・データベース化した「TVメタデータ」とGPSをベースと...

news014.jpg

マーケティング担当者を消耗させる「商品情報」の取り扱い どうすれば解決できる?
デジタルマーケティングに携わる人にとって頭痛の種になりがちなのが、商品情報に関する...

news165.jpg

日本のデジタル広告はビューアビリティーが低くフラウド率が高い――IAS調査
日本におけるモバイルWeb環境のアドフラウド率はディスプレイで2.3%、動画で2.9%に達し...