「ARIS Process Performance Manager」に新モジュール「ARIS Performance Dashboard」を追加し、操作性と柔軟性が向上。リポート機能とリスク管理機能を強化し、経営層による自社パフォーマンスの把握を支援する。
IDSシェアー・ジャパンは3月14日、ビジネスプロセス評価(BPM)ツールの最新版「ARIS Process Performance Manager 4.1」(以下、ARIS PPM 4.1)の販売を開始した。
ARIS PPM 4.1はERP(Enterprise Resource Planning)やレガシーシステムなど、さまざまな既存の業務アプリケーションと連携可能なビジネスプロセス評価ツール。複数システムから抽出したデータを一連のビジネスプロセスとして認識し、ビジネスプロセスフローを生成する。最新版では、Adobe FlashおよびAdobe Flex技術を採用した新モジュール「ARIS Performance Dashboard」が追加され、操作性と柔軟性が向上している。
ARIS Performance Dashboardは、例えば概略チャートから目標に対する逸脱の原因までをたどることができるなど、経営層が自社のパフォーマンスを一覧で把握するための機能を提供する。カスタマイズを可能にする設定ツール「Dashboard Builder」が標準で付属しており、タイムスライダーや傾向分析、しきい値による信号分析といったKPI(Key Performance Indicator)サマリーをカスタマイズして表示することが可能だ。
また、ARIS PPM 4.1はリポート機能とリスク管理機能を強化。リポート機能としては、「レポートエンジン」の強化により、RTF(Rich Text Format)/Excel形式でのリポート出力やさまざまなレイアウトが可能になった。リスク管理については例外監視機能が強化された。業務プロセス上の特異点や逸脱値をより柔軟に設定できるようになり、経営層は発見しにくかった自社の問題点や不正をいち早く察知、さまざまな危害や損失を回避できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
企業がビジネス規模を拡大し、サプライチェーンやビジネスパートナーとの協業が進んだことで従来型のリスク/コンプライアンス管理の限界が露呈しつつある。リスク管理を次のステップに進めるためには、これまでと異なる仕組みが必要だ。
Lenovoでは、顧客デバイスのライフサイクル管理を支援するDevice as a Serviceを世界中に提供している。しかし、そのオペレーションは複雑であり、顧客エクスペリエンスを高めるために改善が必要だった。同社が採った改善策とは。
セキュリティリスクが増大している今日において、社内のセキュリティ教育は必須のタスクとなっている。しかし、セキュリティ教育それ自体が目的化してしまい、確実な効果を上げられていないケースも多い。
日々進化するサイバー攻撃から自社を守るためにも、時代の変化やトレンドに応じてセキュリティ教育を見直すことが必要だ。その実践ポイントを「目的の再確認」「教育の実施状況の分析」「理解度・定着度の測定」の3つの視点で解説する。
データ活用人材を社内で育成するためには、「DX推進者」や「分析実務者」などの役割に応じたスキル定着が欠かせない。効果的な育成を行う方法として、あるデータ活用人材育成サービスを取り上げ、その特徴や事例を紹介する。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。