SaaS型文書セキュリティサービス「BIGLOBE ドキュメントコントロールサービス」を機能強化。「Adobe LiveCycle PDF Generator ES」を活用してOffice文書をPDF変換することができ、ポリシー付与が可能になった。
NECビッグローブは5月15日、企業向けにSaaS(Software as a Service)型で提供している文書セキュリティサービス「BIGLOBE ドキュメントコントロールサービス」を強化し、Office文書への対応を開始した。
BIGLOBE ドキュメントコントロールサービスは、PDF文書にセキュリティポリシー付与の技術を組み込む「Adobe LiveCycle PDF Generator ES」を利用して、開示の制御設定を管理者側で一元的にコントロールすることができる文書管理ASPサービス。管理者が設定したポリシーに沿って、文書を特定のユーザー、特定の期間に閲覧可能にするといったことができる。今回のサービス強化では、PDF変換ツールを導入していない企業でも、本サービス上でExcel、WordなどのOffice文書を活用してPDF化し、ポリシーの付与が可能になる。これまでPDF変換を行っていた一部の業務のみならず、見積書や提案書、仕様書や契約書など幅広い業務においても手軽にセキュリティの高い文書管理が可能となるとしている。
なお、現状のPDF変換対象ファイルはExcel、テキスト、画像ファイル(.jpg、.gif、.bmp、.tiff、.psd)のみ。WordとPowerPointは2008年夏ごろに対応予定。価格は初期費用が40万円、月額費用は最大ID数に応じて60万円(500ID)から。
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