オフショア開発7つの心得プロジェクト管理者なら知っておこう

オフショア開発はプロジェクトの未来の波だ。どんなプロジェクト管理者でも遅かれ早かれ対処する必要に迫られる。

2008年10月31日 07時33分 公開
[Bas de Baar]

 ソフトウェアプロジェクトのオフショアアウトソーシングは流行だし先進的だ。それに管理者たちはいまだに安上がりだと考えている。いずれにしても、これはプロジェクトの未来の波だ。どんなプロジェクト管理者でも遅かれ早かれオフショア開発に対処する必要に迫られる。そこで着手する前に知っておくべき7項目を以下に紹介しよう。

1. ステレオタイプ

 アメリカ人はみんな銃を持っている。オランダ人は誰もがケチだ。フランス人のウェイターはみんな……いや、やめておこう。われわれ人類はステレオタイプが大好きだ。決め付けずにはいられない。脳の一画に「未知の」部分がある場合、世界の中で手掛かりが何もない場所がある場合、われわれは想像に頼る。正しい情報がなければ何らかの「代用」情報で埋めなければならないのだ。たとえ自分が使う情報が正しくないと分かっていたとしても。誤った情報の方が、情報が何もないよりは安心する。

 未知の文化と相対する場合、われわれは心を落ち着かせるためにステレオタイプを利用する。間違ってはいても、そうせずにはいられないのだ。ただしどんなステレオタイプを選ぶかには気を配った方がいい。「信頼できない金銭詐欺師の外国人」よりも、「勤勉で親切で家族思い」のイメージを選んだ方が心穏やかでいられる。

2. 自分は間違っている

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