「SAP NetWeaver Enterprise Search」日本語版の提供を開始。ユーザーはアプリケーションの違いを意識することなく、社内全体から情報検索が可能だ。
SAPジャパンは1月14日、SAPアプリケーション検索ソリューション「SAP NetWeaver Enterprise Search」日本語版の提供を開始した。
SAP NetWeaver Enterprise Searchは、SAP ERPの会計伝票データやSAP CRMの顧客データなど、複数のSAPアプリケーション内に存在する構造化データの中から、必要なデータを検索することができるエンタープライズサーチ製品。非構造化ファイルやHTML、XMLなどのWeb検索や他社の検索サービスとの連携も可能なため、ユーザーは複数のアプリケーション間の違いを意識することなく社内全体から必要な情報を検索できる。検索結果に表示された各データへのリンクから直接対象のアプリケーションを稼働し、自動的にログインが可能だ。また、Webサービスとして提供されるため、Webブラウザおよび既存の社内ポータル上で利用できる。
ユーザーのアクセス権限に基づいたセキュアな検索が可能なほか、検索する際にユーザーの業務内容(固有ロール)が自動認識されるため、例えばビジネスニーズがまったく異なるマーケティング担当者とIT管理者が検索する場合の検索結果は大きく異なる。それぞれのユーザーに適切な情報を提供することで、生産性の向上を実現するとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
AIの進化が加速する「プラットフォームビジネス」とは?
マーケットプレイス構築を支援するMiraklが日本で初のイベントを開催し、新たな成長戦略...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2024年12月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
2024年の消費者購買行動変化 「日本酒」に注目してみると……
2023年と比較して2024年の消費者の購買行動にはどのような変化があったのか。カタリナマ...