エーピーシー・ジャパンのUPS電源管理ソフトウェア「PowerChute Network Shutdown」が、VMware ESXに続きVMware ESXiにも新たに対応。サーバ仮想化環境への電源管理ソリューションの導入促進を図る。
エーピーシー・ジャパンとヴイエムウェアは4月9日、エーピーシー・ジャパンが提供するUPS(無停電電源装置)電源管理ソフトウェア「PowerChute Network Shutdown v2.2.3」(以下、PowerChute)が、ヴイエムウェアのサーバ仮想化ソフトウェア「VMware ESXi」に対応すると発表した。4月20日より提供開始する。
PowerChuteはエーピーシー・ジャパンのUPSと連携し、停電などの電源トラブル時にネットワーク上のIT機器を安全かつ自動的にシャットダウンする。2008年3月にヴイエムウェアの有償版サーバ仮想化ソフトウェア「VMware ESX」に対応したが、今回は無償版の「VMware ESXi」の上でも動作するようにした。これにより、VMware ESXだけでなくVMware ESXiで構築した仮想化環境においてもIT機器の自動シャットダウンが可能になる。
エーピーシー・ジャパンによると、サーバ仮想化の普及に伴い、既にPowerChuteユーザーの約7%がVMware ESX 3.5を利用したIT機器の電源管理を実施しているという。サーバ仮想化によりサーバを統合すると、データを集中的に管理できるようになる半面、不慮の事故によるデータ消失のリスクも高まる。同社とヴイエムウェアは、PowerChuteを導入することにより、VMware ESX/ESXiの仮想化環境でもミッションクリティカルなシステムへの要求に応えることが可能になるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。