CSK(シーエスケー)システムズ中部は1月20日、工場現場での製造管理システム「製造実行支援シリーズ」の新ラインアップとして、危険区域での安全管理を支援する「WiFi安全記録管理」を発表。同日より販売を開始した。
WiFi安全記録管理は、製造現場の作業者が危険区域へ入退した状況を可視化することで、事故リスクの低減と安全性の維持を図るというもの。具体的には、無線LAN通信が可能なWi-Fiタグを作業者全員が携帯し、作業者の移動記録/位置情報を継続的に測定。その結果を基に、各作業者の危険区域での滞留時間を集計する。
危険区域への立ち入り経路が多い現場では、金属ほこりが多いなど健康管理上影響が出る区域に作業者が長時間滞在する状況や、本来危険区域のため回避すべき経路を暗黙的に使用している実態があるという。WiFi安全記録管理は、現場の管理者に対し、そうした実態を明らかにするとともに、非権限者の立ち入りを識別するなど、移動記録を活用した安全管理を支援するとしている。
製品価格は300万円(税別)。Wi-Fiタグ15個、Wi-Fiタグ用充電器1個、パトランプ1個が1セットで提供され、ソフトウェアはWi-Fi位置検知アプリケーション「Ekahau Vision」が15クライアント、RFIDアプリケーションプラットフォーム「RFID ShareServer Enterprise」と「WiFi安全記録管理」ソフトウェアがそれぞれ1クライアントずつ同封される。
なお、同社では今後、今回発表したWiFi安全記録管理に続き、「Web在庫警告」や「RFID品質画像管理」など、計5製品をリリース予定としている。
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