東芝ソリューションは、ナレッジマネジメント支援ソフト「KnowledgeMeisterシリーズ」に現場が抱える問題や蓄積技術を他部門にまたがり共有・活用できる新機能を追加。2月から本格運用を開始した。
東芝ソリューションは2月3日、ナレッジマネジメント支援ソフト「KnowledgeMeisterシリーズ」に全職員がアクセス可能な情報共有システムを追加したと発表した。既に新日本空調で採用され、2月から本格運用を開始している。
新システムの名称は「現場の見える化」。東芝ソリューションでは、KnowledgeMeisterの持つ検索・文書管理機能やコミュニティー機能(KnowledgeMeister Succeed)を利用し、現場が抱える問題や蓄積技術を他部門にまたがり共有・活用できる3機能「知恵袋/技術の広場/現場問題」を構築した。
知恵袋では、過去資産である知識・ノウハウの集約・周知ができ、技術資料、施工要領書のほか、会議関連資料、プレゼン資料などの検索・ダウンロードが可能。技術の広場では、コミュニティー形式で解決したい問題の提示やアドバイスを自由に書き込みできる。そして現場問題では、プロジェクトやテーマごとに問題発生や問題解決のプロセスを把握できる。
なお、新日本空調では、同システムの活用範囲を営業部門や管理部門へと拡大する予定だという。東芝ソリューションでは、継続して新日本空調に文書の品質向上技術や対話型文書分類技術・文書関連性抽出技術などの機能を供給。システムの利用向上を支援するとともに、KnowledgeMeisterの拡販を進めていくとしている。
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