複数プロジェクトの関係性を可視化し、日程の自動調整が可能なプロジェクト管理支援システムを提供開始した。
日立東日本ソリューションズは2月4日、プロジェクトや部門間の日程調整と可視化する日程調整システム「SynViz/EP」の提供を開始した。自動車メーカーの設計・試作のニーズを基に、120社以上の導入実績がある同社のプロジェクト管理システム「SynVizシリーズ」で培ったノウハウを活用している。SynVizシリーズには、プロジェクト管理システム「SynViz/PJ」、成果物管理システム「SynViz/DM」、要員管理システム「SynViz/MP」、大規模システム開発向け「SynViz/SD」がある。
SynViz/EPは、新機種開発などの大規模プロジェクトを支援するために開発された製品。同社によると、複数プロジェクト間の日程調整を円滑に行うプロジェクト管理担当者向けに、特にチェック機能を強化したという。
SynViz/EPでは、大日程や関連プロジェクト日程を1つの画面で確認しながら自プロジェクトの日程を作成できる。また、関連プロジェクトとの日程を並べて表示し、全体の大日程計画や関連プロジェクトとの整合性を把握したり、調整したりすることも可能。
さらに、各プロジェクトでスケジュール上の節目となるマイルストーンを定義すると、大日程マイルストーンとのズレや整合性を自動チェックし、その日程を自動調整できる。その他、関係プロジェクトに遅れや変更が生じた場合は「アラーム情報」として一覧表示することで、対応の遅れや漏れなどを防ぐことができる。同社は今後3年間で10億円の売り上げを見込んでいる。
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