得か損か、意見分かれる「Office 365」の定額課金企業はどう考える?

定額課金で提供される「Microsoft Office 365 ProPlus」。そのメリットを評価する声が聞かれる一方で、従来のOfficeとの違いに戸惑うユーザーもいるようだ。

2013年06月21日 08時00分 公開
[Ed Scannell,TechTarget]

 米Microsoftの稼ぎ頭である「Microsoft Office」がクラウドベースの競合製品の攻撃的な価格設定、そして変更に消極的なユーザーの鈍い反応という2つの影響を受けている。そんな中、Microsoftは2013年3月、サブスクリプション提供のみのOfficeアプリケーションスイート「Microsoft Office 365 ProPlus」をリリースした。

 SaaSが普及している現在、サービスとしてデスクトップスイートを提供することは決して特別なことではない。だが、Microsoftに限っては大胆な決断といえる。1年以内にユーザーベースのかなりの割合がサブスクリプションベースのOffice 365 ProPlusにアップグレードしなければ、Windows 8搭載のデスクトップおよびモバイル端末、中でもSurface Proタブレットの普及がさらに遅れる可能性があるからだ(参考記事:徹底レビュー:「Surface Pro」が勝ち取った意外な高評価)。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...