事前の優先診療申し込みで「優先診察券」を発行し、待ち時間の短縮によるスムーズな受診を支援する。
ヤフー(Yahoo! JAPAN)とエムスリーは10月1日、時間帯を指定して医療機関の優先診察が受けられるようにする医療機関/患者向けサービス「ファストチケット」を公開した。
ファストチケットは、患者が希望の時間帯を事前に指定することで、優先して医療機関の診察を受けられるようにするサービス(サービスの運営はエムスリー)。エムスリーによると「医療機関は自院の混雑状況を考慮して、待ち時間が比較的少ない時間帯を中心にファストチケットを利用することで、新規患者の来院増加が期待できる」という。また患者は、ファストチケットを利用する医療機関で受診する場合、待ち時間が比較的少ない時間帯を選んで受診することが可能だ。
医療機関が比較的待ち時間の少ない時間帯を「優先診察」枠として登録すると、「Yahoo!ヘルスケア」の病院情報ページや地域情報「Yahoo!ロコ」の検索結果ページにその内容が表示される。患者は優先診療可能時間帯の表示を確認して、ファストチケットの画面を通じて優先診察券を取得、来院して受診できる。
サービスの利用に当たっては、一般患者は無料で、医療機関は利用料金が必要となる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
社会人Z世代の休日の過ごし方 関東と関西の違いは?
大広若者研究所「D'Z lab.」は、37人へのインタビューと1000人へのアンケートを基に、社...
製造業の8割が既存顧客深耕に注力 最もリソースを割いている施策は?
ラクスは、製造業の営業・マーケティング担当者500人を対象に、新規開拓や既存深耕におけ...
「生成AIで作った広告」が物議 そのとき、コカ・コーラはどう動いた?
生成AIを広告制作に活用し、議論を呼んだCoca-Cola。この経験から何を学んだのか。