徹底レビュー:Android 5.0搭載「Nexus 9」が“最強タブレット”にならなかった理由ソフトはいいけどハードがね……

米Googleの最新OS「Android 5.0」(Lollipop)搭載の「Nexus 9」をハードとソフトの両面でレビューした。ソフトに関しては申し分ないが、ハードの質と価格面では残念ながらAndroid 5.0搭載の他タブレットを検討した方が良さそうだ。

2014年12月06日 09時00分 公開
[Jamison CushTechTarget]

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 本稿は、タブレットが「ハードウェア」および「ソフトウェア」という2つの独立した部分に分けられるという前提で話を進めたい。どちらもタブレットの品質を判断する上で重要だ。だが、標準以上のソフトウェアが搭載されていると、ハードウェアの欠陥には目をつぶることが多い。例えば、タブレット市場をリードする米Appleの「iPad」がその好例だろう。iPadの発売以来、Appleには拡張可能なストレージがないことに対して苦情が寄せられている。件数はそれほどでもないかもしれないが、USBがサポートされていない点についても同様だ。だが、依然としてiPadはタブレット市場でライバルを大幅にリードしている。

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