初代「iPhone」登場で生まれた“スマホセキュリティ”がますます重要になる理由端末よりデータ/アプリの管理が中心に

企業の“スマホセキュリティ”は成熟するにつれて、その保護対象が変化している。現在は、端末そのものよりもデータやアプリの管理の方が重要であると認識され始めている。この市場のこれまでとこれからを考察する。

2014年12月12日 08時00分 公開
[Michael Finneran,TechTarget]

 企業でのモバイルセキュリティが成熟するにつれて、端末そのものよりもデータやアプリの管理の方が重要であることが明確になり始めている。

 米Appleの初代「iPhone」がリリースされた2007年6月が“現代”のモバイル市場の幕開けとされている。多くの企業ユーザーが、カナダBlackBerryの「BlackBerry」を廃止し、新しく魅力的なタッチスクリーン対応デバイスから会社の電子メールやその他のシステムにアクセスできるようにすることをIT部門に求めた。

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