米Appleや米Microsoft、米Googleがスマホ向け医療情報サービスを発表し、健康維持のためのウェアラブル端末も注目を集める。しかし、医療分野におけるIoT活用はまだ大いに議論の余地がある。
医療機器と医師のスマートフォンとの連係、患者満足度の向上まで、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)の医療分野への浸透は着実に進んでいる。
IoTのビジネス活用の第一人者であるフィリップ・ゲルスコビッチ氏によれば、デジタル機器を他の機器やインターネットやユーザーとつなぐことの最大のメリットは、顧客体験(UX)を改善できる点にあるという。
「これは医療分野にも当てはまることだ」。IoT分野の主要ベンダーである米Zebra Technologiesで成長戦略担当上級副社長を務めるゲルスコビッチ氏は、米マサチューセッツ工科大学(MIT)由来の起業家支援団体MIT Enterprise Forumが開催したカンファレンス「Connected Things」で基調講演を行った後、米TechTargetの取材に応じ、そう語った。
同氏によれば、IoTを医療分野に活用する最大の利点は恐らく、医療機器をネットワークに接続したり、ITワークフローの自由度を高めたりといったことよりも、患者や訪問者が病院や医療施設内をスムーズに移動できるよう手助けできることだという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...