最新の調査結果によると、ビッグデータの活用が一般企業へと拡大しつつある。一方で、ビッグデータの活用を強化する企業と見送る企業で二極化が進んでいる。IDC Japanのアナリストが語った。
ビッグデータの活用に取り組む企業は、システムインテグレーター(SI)やネット系企業など技術力のある企業から、一般企業へと拡大している。その一方で、取り組みを強化する企業と見送る企業の姿勢が鮮明となり、二極化が進んでいる状況が明らかになった。
IT専門調査会社のIDC Japanのソフトウェア&セキュリティグループでマーケットアナリストを務める草地 慎太郎氏はユーザー層の拡大について、次のように話す。「ビッグデータ活用の黎明期では、自社でシステムを構築できるITに明るい企業が積極的に導入を進めていった。それが今では、“一般企業がビッグデータを活用してビジネスをどう改善するか”に変わってきた。それに応じるように、大手ベンダーはビジネス課題を中心としたソリューションに力を入れている」
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Googleの広告収益成長が鈍化、中国のアレが原因?
YouTubeなどのプラットフォームの成長率は、米国の選挙関連支出の急増にもかかわらず低迷...
OutbrainがTeads買収を完了、新生Teadsとして広告プラットフォームを統合へ
新会社はブランド広告とパフォーマンス広告の両方を最適化し、広告主により良い成果を提...
メルカリがリテールメディア「メルカリAds」を本格開始 想定される広告ニーズは?
メルカリが新たな収益源を確立すべく広告事業への参入を発表した。