2015年08月26日 15時00分 公開
特集/連載

また出た新種のファイアウォール、「社内ファイアウォール」って何だ?普通のファイアウォールとどこが違う?

内部脅威の手段としてベンダーが訴求し始めた「社内ファイアウォール」。従来のファイアウォールと何が違うのか。その利点と課題を解説する。

[Kevin Beaver,TechTarget]
画像 ベンダー各社が社内ファイアウォールを訴求し始めた(画面は米Fortinetの製品紹介ページ)

 企業規模の大小を問わず、何の変哲もない脆弱性を突いた社内からの攻撃が、企業に甚大なリスクをもたらすことは珍しくない。こうした内部脅威に対抗する手段としてベンダーが訴求しはじめたのが「社内ファイアウォール」(INFW: Internal Network Firewall)である。

 社内ファイアウォールの概念は、クラウドやサイバーセキュリティと同様、ベンダーが新しく繰り出してきた宣伝戦略のように見える。これはクレジットカード業界のデータセキュリティ標準「PCI DSS」(ペイメントカード業界データセキュリティ基準)にまつわる誇大な騒ぎに端を発しているようだ。

 社内ファイアウォールとはどんなもので、他の種類のファイアウォールとどう違うのか。従来型のファイアウォールにはなく、社内ファイアウォールにはあるメリットとデメリットとは何なのだろうか。

社内ファイアウォールの正体

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