2016年01月07日 12時00分 公開
特集/連載

建てたらもうやり直せないサーバを収納するなら知っておきたい「データセンター設計指針」とは (1/2)

企業の移転、IT更新サイクルの短期化、仮想化の導入などの要因がデータセンターの設計に影響を与える。こうした変化に柔軟に対応するために「知っておかなければならない」指針がある。その内容を紹介しよう。

[Robert McFarlane,TechTarget]
データセンターの建設には膨大なコストが掛かるだけに、失敗は許されない。できてから修復することも困難だからだ

 データセンターの設計要件とコストに影響する基本的要素は幾つかある。予算策定と基本設計の前に、これらの要素を正しく理解することが重要だ。この点を軽視すると、データセンターの稼働後に必ず問題が発生するだろう。

 データセンターの稼働後に問題を修正するのは困難で高い費用が掛かるだけでなく、運用面でも危険だ。しかし、データセンターの施工担当チームがこの記事で紹介するプランニングガイドを参考にして最初の段階で要件を正しく決定し、現在のIT業界における標準と慣行に準拠した設計を採用すれば、今後何年もの間、大幅な改修の必要がなくなるだろう。

 データセンターの設計で最も重要な要素は3つある。「信頼性のレベル」「拡張/縮小の可能性」「構成変更やハードウェアの更新の間隔」だ。

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