「Microsoft Office」も配信、AzureのWindowsアプリ配信を使うコツiOS、Android、Mac OS Xでも利用可

「Microsoft Azure RemoteApp」はクラウドからアプリケーションを配信するためのサービスだ。ただしIT管理者はライセンスとアプリケーション互換性の問題に留意し、アプリケーションの展開方法による違いを学ぶ必要がある。

2016年03月25日 12時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]
画像 オンプレミス版の「RemoteApp」をクラウドで提供する「Microsoft Azure RemoteApp」《クリックで拡大》

 IT部門はアプリケーションを個別に配信するという要望の高まりに応える必要がある。そこで役に立つのが、Microsoftのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」とリモートアプリケーションサービス「Microsoft RemoteApp」の組み合わせだ。

 アプリケーションをエンドポイントに直接インストールする代わりの方法としてMicrosoftは当初、「Windows Server 2008」で「ターミナル サービス RemoteApp(TS RemoteApp)」を提供した。RemoteAppはWindowsアプリケーションをサーバ上で実行し、「リモートデスクトップサービス(RDS)」(旧ターミナルサービス)を介してエンドユーザーにアプリケーションを提供する機能だ。クラウドサービス「Microsoft Azure RemoteApp」はWindows ServerのRemoteAppと同等の機能を持つが、アプリケーションはオンプレミスではなくAzureクラウドで動作する。

Azure RemoteAppのライセンス

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news163.jpg

メルマガをきっかけにした商品購入、B2B商材ではどれくらいの人が経験?
ラクスが「メルマガに関する調査レポート」を公表した。メルマガ経由のサービス購入や資...

news018.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年2月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news171.jpg

日本テレビの運用型テレビCM「スグリー」、プレミアパートナー企業9社を認定
日本テレビは、テレビCM枠をWebで購入できるサービス「スグリー」のプレミアパートナー9...