2016年04月15日 12時00分 公開
特集/連載

「AlphaGo」は“真の人工知能”からは程遠い、それでも考えたい機械学習のビジネス価値バズワードになってしまった「AI」

人工知能(AI)は50年近くにわたりアプリケーション開発の究極目標となってきた。だが現在進められている各種のプロジェクトがAIという看板を掲げているからといって、それらが真のAIであるとは限らない。

[Ed Burns,TechTarget]

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AlphaGo コンピュータ囲碁プログラム「AlphaGo」(出典:Google DeepMind)《クリックで拡大》

 人間の囲碁チャンピオンに勝つ囲碁のアルゴリズムは、人工知能(AI)アプリケーションの好例といえるのだろうか。

 例えばレイシストのTwitterボットはどうだろうか。

 このところ、AIをめぐる動きが目まぐるしい。Googleの「AlphaGo」プログラムが囲碁で人間の世界チャンピオンに勝った。囲碁はチェスとは比較にならないくらい複雑なゲームだといわれている。このプロジェクトはAIをめぐる興奮を大いにかき立てたが、Microsoftのチャットボット「Tay」が暴走して差別的な発言や卑猥な発言をするようになったことで、こうした興奮が一気に冷めた感がある。

 では、こうした一連の出来事はAIの現状に対してどんな意味があるのかといえば、何の意味もないのだ。

AIの能力は人間の知能に及ばない

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