2011年01月12日 08時00分 公開
特集/連載

ダウンロード数25万のOSSから生まれたグループウェアSaaS「アイポプラス」中堅・中小企業向けグループウェアSaaS探究:エイムラック

エイムラックの「アイポ」は、無償のインストール版か有償のSaaS型から選択できる。グループウェアを手軽に利用したい企業、自社の業務に合わせてカスタマイズしたい企業などさまざまな要求に応えるサービスだ。

[富永康信,ロビンソン]

 グループウェアは、日常の業務活動や社内のイベントと密接に結び付く最も身近なツールの1つ。そのため、社員の誰もが手軽に利用でき管理も容易なものが望ましいと考える企業がある一方で、自社の業務に沿った独自の仕様や要件が反映されるようにカスタマイズして利用したいと考える企業も多い。「さまざまな形で利用したい」というのがグループウェアに課せられた使命だろう。

 インターネットアプリケーションの開発を行うエイムラックが提供するグループウェア「アイポ(Aipo)」は、そうした意味で期待に応えるユニークさがあり、企業の選択肢の幅を広げる可能性を持ったサービスといえそうだ。

 “エイムラック・インフォメーション・ポータル”という意味からAipoと名付けられた同社のグループウェアは、現在2つのサービスで提供されている。

 1つは、サーバインストール版の「アイポ5」。2004年11月に誕生したこのシリーズは、「アイポ3」までは利用人数に応じてライセンス販売を行っていたが、2008年3月にバージョンアップした「アイポ4」からAGPL(GNU Affero General Public License)に基づくオープンソース化に踏み切り、以後は無償で提供されている。国産のOSSグループウェアとして話題となり、ビジネスソフトとしては異例の25万件以上のダウンロード実績がある。

 グループウェア初心者の企業でも気軽に試せるよう、インストール作業もマウス操作のみ、最短3分で終了できるようになっている一方で、インストール版のアイポ5はソースコードに手を加えることができるため、自社の都合に合わせて機能拡張や調整をすることを目的としたヘビーユーザー企業も好んで利用しているという。また、ログイン後の画面をユーザー個人が自由にカスタマイズできる機能や、自動バックアップ機能、データ修復機能など、日々の運用を効率化できる工夫も備わっている。

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