「SandJacking」という攻撃手口が出現した。これは攻撃者が「iOS」端末に物理的にアクセスし、悪質なアプリをインストールすることを可能にするというものだ。
「SandJacking」と呼ばれる新しい攻撃手口は、Jailbreak(脱獄)していない「iPhone」に対しても悪質なアプリを組み込める。最新の「iOS」バージョンもターゲットになる可能性がある。
2016年5月末にオランダのアムステルダムで開催された「Hack In The Box(HITB)」カンファレンスにおいて、セキュリティ研究者がSandJackingのデモを行った。Appleは、この攻撃を可能にする脆弱性をまだ修正していない。
SandJackingは、ロックを解除したiPhoneに攻撃者が物理的にアクセスし、正規のアプリを悪質なアプリに入れ替えることにより、標的となったiPhoneからサンドボックス内のデータにアクセスすることを可能にする。
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