IoTは患者満足度を高め、治療への主体的な参加を促す――経験者が語るこれだけの理由輸液ポンプのアラームにイライラすることもなくなる

医療業界でのIoT(モノのインターネット)は、在庫管理用テクノロジーとしての地位を確立しているが、今や患者満足度の向上でも活躍している。院内の位置情報把握や、生体情報の遠隔モニタリングなどだ。

2016年07月26日 12時00分 公開
[Shaun SutnerTechTarget]
イメージ

 Florida Hospital Celebration Healthに入院している患者の家族は、医師や看護師の連絡を待たずとも手術が終了したことを把握できる。それを可能にするのが医療IoT(モノのインターネット)だ。

 Adventist Health System-Florida Divisionに所属している同院では、患者が手術を受けるときにStanley Healthcare製のリアルタイム位置情報システム(RTLS)バッジを付ける。このバッジは、手術前検査室、手術室、術後回復室までの移動状況を追跡する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...