GPS付きで賢くなった「インテリジェントケーブル」を3Mが開発、どう役立つのか?先駆的5社が証明した「IIoT」の底力【後編】(1/3 ページ)

先駆的に産業用IoT(IIoT)に取り組む企業は、どのようなメリットを享受しているのか。後編では3MやBoschのグループ企業などが進めるIIoTの取り組みについて紹介する。

2016年08月10日 15時00分 公開
[Steve ZurierTechTarget]
IIoT あらゆるモノがつながる環境が製造業に変革を促す《クリックで拡大》

 前編「IoTで普通のポンプが『スマートポンプ』に変身? 重電大手Schneiderが挑戦」では、IIoT(産業用モノのインターネット)に取り組む先駆的な5社のうち、重電製造の世界的大手であるSchneider Electricと、GE子会社のCurrentの事例を紹介した。後編では、残る3社の事例を紹介する。

Honeywell Process Solutions

 大手制御機器製造Honeywell InternationalのビジネスユニットHoneywell Process Solutionsで新デジタルトランスフォーメーション事業部のバイスプレジデント兼ゼネラルマネジャーを務めるアンドリュー・ハード氏は、次の重大な疑問を投げ掛ける。「なぜ製造業は、88%の効率でプラントを稼働させるのか」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       1|2|3 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...