デスクトップ仮想化の厄介な“リソース過剰割り当て問題”をなくす方法とは?「UEM」で仮想デスクトップ密度の70%向上も

VMwareやCitrix Systemsなどによる「ユーザー環境管理」(UEM)ベンダーの買収は、デスクトップ仮想化の課題解消に向けた大きな一歩となる可能性がある。

2016年10月31日 12時00分 公開
[Ramin EdmondTechTarget]

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画像 デスクトップ仮想化の課題解決の手段としてUEMに期待が集まる

 デスクトップ仮想化のユーザーエクスペリエンス(UX:顧客経験価値)とROI(投資対効果)の重要性が増すにつれて、「ユーザー環境管理」(UEM)が重要な役割を担うようになるだろう。このトレンドを認識するVMware、LANDESK Software、Citrix Systemsは、2015年中ごろから市場でUEMベンダーの買収を進めてきた。

 UEMがもたらす最大のメリットの中には、UXと関係しているものがある。UEMは仮想デスクトップのリソース消費を抑えることで、パフォーマンスを最適化する。IT管理者はUEMによって、エンドユーザーのクライアントPC構成を他のクライアントPCやOSに持ち越すことができる。

なぜUEMなのか

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