VDIやエンタープライズモビリティを実現し、活用するには、IT部門は質の高いユーザーエクスペリエンスの提供や、モニタリングツールの統合など、多くの課題に対処しなければならない。
エンドユーザーコンピューティングは、さまざまなデバイスを使って各種のアプリケーションにアクセスする従業員に、シームレスなエクスペリエンスを提供することを目指している。だが、こうしたエクスペリエンスの提供に必要なITインフラサービスは、シームレスとは程遠い。
仮想デスクトップインフラ(VDI)では、ストレージとネットワーキングが導入や運用の鬼門であることがよく知られている。コンバージドインフラや、帯域最適化技術の進歩により、それらの問題の多くは解決されているが、仮想デスクトップやアプリケーションの管理は複雑化する一方だ。また、モビリティは企業に対し、ネットワークアクセスやデータストレージ、セキュリティなどのアプローチの見直しを迫っている。多くのIT担当者は、エンドユーザーコンピューティング技術を導入して初めて、ITインフラサービスに要求されるこうした変更の内容や規模を理解する。
「ほとんどの組織は苦境に陥るまで、自分たちが取り組んでいることがいかに大変か分からない」と、モビリティ調査会社Sepharim Groupのボブ・イーガンCEOは語る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
IT業界では「仮想化」にまつわる混乱が続いており、企業は現状の仮想化環境の再考を迫られている。そこで、仮想化環境の移行先として、また、加速するビジネス環境に対応したプラットフォームとしても適した解決策を紹介する。
BroadcomによるVMwareの買収により、VMware製品のライセンス体系は大きく刷新された。永続ライセンスの廃止やエディションでの提供といった変更がある中で、自社はどのように仮想基盤を見直していけばよいのか。そのヒントを紹介する。
IT環境の多様化・複雑化に、VMware買収の話が加わって、組織のIT担当者の悩みは増える一方だ。このような状況において、管理運用の簡素化とリスクの軽減をどのように実現すればよいだろうか。
仮想化環境の移行を考える際は、「現環境と同じ機能が移行先でも利用できるのか」「ライセンス管理の負担は軽減できるのか」など、さまざまな検討事項が生じる。これらを解決し、簡単に移行を実現するための6つのステップを紹介する。
BroadcomはVMware買収後、製品ポートフォリオやライセンス体系に大きな変更を加えた。ユーザー企業はこの変化にどのように対処し、今後のIT戦略、仮想化戦略を検討、構築していけばよいか。
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...