Amazonの10.1インチ新型タブレットは前バージョンに比べてディスプレイの解像度が上がり、ストレージ容量は増えたが、価格は下がった。さらに、デジタルアシスタント「Amazon Alexa」と簡単に対話操作ができる。
Amazonの新型「Fire HD 10」は、中型とはいえ、同社のフラグシップタブレットになるだろう。10.1インチディスプレイの解像度は1920×1200で、画素密度は224ppiになる。Amazonの発表では、1.8GHzクアッドコアプロセッサにより、前モデルより30%高速になっているという。ストレージ容量は32Gバイトと64Gバイトのいずれかを選択でき、新たにDolbyの「Dolby Atmos」デュアルスピーカーも搭載している。
他のFireタブレットと同様、Googleの「Android」に手を加えたOSを搭載している。事実上、OSへの全ての変更は、Amazonのサービスとより密接に連携するよう設計されている。そのため、アプリ、書籍、動画などはどれもGoogleの「Google Play Store」ではなく、Amazonから購入することになる。
一般的に、消費者向けのモバイルデバイスは、カラーバリエーションが豊富である。Fire HD 10も例外ではなく、ブラック、ブルー、レッドの3色から選べる(米国の場合。国内はブラックのみ)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
アドビが「10種類のAIエージェント」を発表 顧客体験はどう変わる?
アドビの年次イベント「Adobe Summit 2025」が開催された。初日の基調講演では、アドビの...
「ブランドは叩かれて強くなる」 ジャガーのCMOが語った炎上の乗り越え方
SXSWで開催された「Female Quotient」のイベントにおいて、Jaguar Land Roverの米国CMOは...
生成AI検索は売り上げにプラス? マイナス? 企業に求められる戦略転換
生成AIが主流になるこれからの検索で企業にはどのような姿勢が求められるのでしょうか。