米Amazon.comの「Fire」シリーズタブレットには、価格の安さ以外にもある種の魅力がある。米Appleや米Google、米Microsoftは、2-in-1設計やオフィスソフトウェアの機能により、タブレットとPCの境界を曖昧にしている。これに対してAmazonは、主にコンテンツ、とりわけAmazonコンテンツを楽しむためのタブレットにこだわっている。
当然のことながら、Amazonが業界最大といえるコンテンツライブラリ(無料製品を豊富に提供するアプリストアも含む)を持っていることは、Fireタブレットの利点になる。Amazonの「Fire OS」が、Amazonの電子書籍や「Amazonビデオ」で配信される映画、その他のコンテンツへの簡単なアクセスを考慮して設計されていることも利点だ。さらに、スクリーンシェアサービスを通じたAmazonの顧客サポートが素晴らしいことも大きな利点となっている。
TechTargetは以前のレビュー記事「徹底レビュー:安さで注目の「Amazon Fire」タブレット、5000円で買った人は満足できるか?」で、第5世代Amazonタブレットの別モデルに好評価を与えたが、それは端末の品質よりも50ドル(※1)という価格によるところが大きかった。今回取り上げる230ドル(※2)の大型モデル「Fire HD 10」はどうだろうか。詳しく見ていこう。
※1. 国内価格は8980円(Amazonプライム会員価格は4980円《税別、以下同じ》)
※2. 国内価格は2万9980円
「パーソナライゼーションエンジン」 売れ筋TOP10(2022年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品の国内売れ筋TOP10を紹介します。
2022年の「値上げ」に対する消費者の意識と行動――日本インフォメーション調査
消費者はどのような商品・サービスに値上げを実感し、どう対策しようとしているのでしょ...
TikTokのとてつもない稼ぎ力 急成長の秘密は?
TikTokの広告収入はTwitterとSnapchatのそれを足し合わせても追い付かず、近い将来はYouT...