「Huawei Mate 10」「Mate 10 Pro」で分かったユーザーが“最強スマホ”に求めるスペック盛り上がりを見せるハイエンドスマートフォン市場

Huaweiが発表した「Huawei Mate 10」と「Huawei Mate 10 Pro」は同社史上最も強力なデバイスだ。外観やカメラ、防水、AIとあらゆる機能を高水準で備えた本機を徹底レビューする。

2017年11月18日 05時00分 公開
[Dragan PetricTechTarget]
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 Huawei Mate 10(以下、Mate 10)には5.9型QHD(1440×2560ピクセル)IPSディスプレイが搭載される。このアスペクト比は16:9だ。これに対し、Huawei Mate 10 Pro(以下、Mate 10 Pro)にはアスペクト比18:9の6型AMOLEDディスプレイが搭載される、この解像度は1080×2160ピクセルと若干低くなっている。6型のMate 10 Proは5.9型のMate 10よりも「わずかに大きい」だけだが、そのアスペクト比により、実サイズよりも大きく見える。デバイスの寸法はほとんど変わらないが、Mate 10 Proの方が多少スリムになっている。

 Mate 10 Proは市場の最新動向を反映して、3.5ミリのオーディオジャックを装備していない。これはHuaweiでは初めてのことだ。Mate 10は3.5ミリのオーディオジャックを装備するため、有線のオーディオ機器を使っているユーザーはこちらのモデルの方がいいだろう。Mate 10 Proでは購入者の要望を受け、防水防塵(ぼうじん)機能を搭載してIP67認定を取得している。これはiPhone Xと同じだ。容量についてはMate 10はRAMが4GB、ストレージが64GBだが、Mate 10 ProはRAMが6GB、ストレージが128GBになっている。また、ボディーカラーのオプションも異なる。それ以外の点は両機種とも同じだ。「PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 10」はMate 10 Proのラグジュアリー版という位置付けで機能はほぼ同じだが、ボディーカラーが洗練されたブラックで、メモリストレージが256GBになっている点が異なる。

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デバイスを特徴付けているデュアルカメラとチップセット

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