「Amazon Web Services」(AWS)はクラウド市場で首位の座に君臨している。だがオンリーワンの存在にはならないだろう。企業のマルチクラウド戦略の下、複数のサービスが求められるからだ。
クラウドベンダー大手、Amazon Web Services(Amazon)のCEO、アンディー・ジャシー氏は、「Amazon Web Services」(AWS)が「相変わらず世界で最も売れているクラウドサービスである」と確信している。同CEOが繰り出す発言は楽観的なものだった。
だがAWSは世界で唯一のクラウドプロバイダーではないとジャシー氏は話す。
「成功を収めた唯一の企業になるつもりはない」というのは、2017年10月2日に開催された「Gartner Symposium/ITxpo 2017」でのジャシー氏の発言だ。アプリケーションとデータをクラウドへ移行する企業は、大手プロバイダー(Microsoft、Google、IBMなど)の中から2社以上選定するだろうと同氏は予測している。
だが、多くの企業にとってのマルチクラウドは、異なるプロバイダーにワークロードを均等に振り分けることを意味しないとジャシー氏は話す。多くのCIO(最高情報責任者)やIT部門のリーダーは、初めはそう考えるが、「それを最後まで貫き通すことはほとんどない」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...