広島銀行は、相続に関する顧客情報を一元管理し、相続業務を省力化する「SE-BizObjects 相続支援システム」(富士ゼロックス開発)を導入し、全国151店舗で利用を開始した。システム導入の狙いとは。
広島銀行は2018年5月14日、相続にまつわる顧客情報や進捗(しんちょく)情報を一元管理する「SE-BizObjects 相続支援システム」を導入し、全国151店舗で利用を開始した。システムは富士ゼロックスが構築した。同行はシステムの導入により、相続業務に関連する事務処理を省力化し、顧客に対して商品やサービスの特徴をより丁寧に説明できるようにする。
相続に関する納税、生前贈与、遺産整理に必要な手続きは、戸籍謄本や住民票など必要な書類が多く、かつケースごとに異なる。そのため広島銀行は、事務作業や手続きの確認・判断に多くの時間を必要とし、関連商品やサービスを十分に説明できないという課題を抱えていた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
製造業の8割が既存顧客深耕に注力 最もリソースを割いている施策は?
ラクスは、製造業の営業・マーケティング担当者500人を対象に、新規開拓や既存深耕におけ...
「生成AIで作った広告」が物議 そのとき、コカ・コーラはどう動いた?
生成AIを広告制作に活用し、議論を呼んだCoca-Cola。この経験から何を学んだのか。
新規顧客獲得と既存顧客のLTV向上、それぞれのCRO(コンバージョン率最適化)について
連載第4回の今回は、新規顧客の獲得と既存顧客のLTV(顧客生涯価値)、それぞれのCRO(コ...