脆弱性について議論するとき、脆弱性がCVE-2018-1234のような専門的な名前では注目が集まらない。そのため、議論するのに便利なように脆弱性には名前が付けられる。特定の脆弱性の影響を受ける多種多様な要素が各種製品内にあるために、脆弱性がさまざまなベンダーに影響を与えることがある。こうした場合にも、脆弱性に名前を付けて分類すると役に立つ。
2018年1月、2つの新しい脆弱性が公表され、名前も付けられた。それがMeltdownとSpectreだ。この2つはサイドチャネルタイミング攻撃に関する脆弱性だ。その影響については多くの議論が交わされている。その結果、多数の企業が続々とリリースされるパッチの適用を急いでいる。
これらの脆弱性は、クラウドシステムやアプリケーションに及ぼす影響が大きい。また、適切なタイミングでパッチを適用することが極めて重要になる。ただし、エンドポイントに対する影響はそれほど明確ではない。
本稿ではMeltdownとSpectreという2つの脆弱性と、これらに対して企業が身を守る方法を取り上げる。
「Webサイトのデジタルマーケティング実力評価診断」 エクスペリエンスとNexalがサービス開発
エクスペリエンスとNexalがそれぞれに長年手掛けてきたコンサルティングの知見を生かし、...
「幸福感を広めてほしい」 コロナ禍で政府への信頼が低下する一方、ブランドへの期待感が高まる
McCann Worldgroupが「文化と新型コロナウイルスについての真実 第9回調査」の結果を発...
今ツイートした人に広告配信 電通デジタルと電通が「リアルタイムキーワードターゲティング」を提供開始
広告主が配信対象とするツイートのターゲティング期間を短縮してタイムラグを解消。今ま...