AirbnbとUnivision Communicationsが「Real Business Intelligence」カンファレンスで、成長促進とコスト削減の一助とするために使っているBI戦略を紹介した。
AirbnbやUnivision Communicationsのような数十億ドル規模の業界大手にとって、BIは欠かせない。BIベストプラクティスは成長を促進させる助けになる。
宿泊サービスを提供するAirbnbではデータが継続的に流れ続け、経営上層部は毎日その動向を観察したいと考えている。同社のデータサイエンティスト兼財務インフラ担当製品マネジャー、テリーザ・ジョンソン氏は「Real Business Intelligence 2018」のパネルディスカッションでそう紹介した。
ジョンソン氏はもっと簡単に分析指標(メトリクス)を作成できるシステムの開発を推進し、データサイエンスチームがコラボレーションに集中できる職場環境を醸成した。
ジョンソン氏によると、Airbnbは大部分、独自のツール群を使ってデータを分類している。だが、同氏が使ったBIのベストプラクティスは「slice-and-dice」の手法だ。個人の別荘レンタル市場に関するメトリクスを、データを細切れにしながら分析、編集する手法だ。外出先でも作業できるよう専用のシステムも構築した。
しかし、このシステムには欠陥があった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ファクトチェック廃止」の波紋 Metaにこれから起きること
Metaがファクトチェックの廃止など、コンテンツに関するいくつかの重要なルール変更を行...
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年1月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「非常時にピザ1枚無料」のデータがドミノ・ピザのマーケティングに生む好循環とは? CMOに聞く
2024年10月にDomino'sのチーフブランドオフィサーからエグゼクティブバイスプレジデント...