レポート作成業務を担当すると、いつの間にか毎月の業務が増えている――「あれも調べて」という突発的な依頼に効率よく対応するには、「Microsoft Excel」の利用だけでは限界があります。
ほとんどの企業が使っている表計算ソフト「Microsoft Excel」(以下、Excel)。便利なツールですが、本来の目的を超えて“使いこなし過ぎる”ことが、かえって業務効率を低下させてしまったり、業務の属人化につながってしまったりする場面があるのではないでしょうか。
このコラムでは、日常業務でよく見掛けるExcelの活用例を紹介しながら「こんな場面は脱Excelを考えた方がよい」「こういうExcelの活用法はお薦め」といった知見を紹介していきます。
分析レポート作成業務を始めた当初は、数種類の表とグラフを作成するだけだったにもかかわらず、月日がたつにつれて、毎回、大量の表とグラフを作成することになっていた――という経験がある人は少なくないのではないでしょうか。もちろん、作成した分析レポートが有効に使われていれば、作成する苦労も報われます。しかし、せっかく作った分析レポートが、ほとんど使われないことも少なくありません。そもそも、どうして分析レポートは増加してしまうのでしょうか。
ビジネスにおいては次のような、区切りとなる期間単位が存在します。
さらには長期的な経営戦略を検討する際には、3年や5年といった期間を設定することがあります。これらの期間単位ごとにビジネス活動の結果を確認し、次の期間の活動方針を決定することで、企業は活動しています。分析レポートはこうした活動に密接に関わるもので、これらの期間単位で集計することを求められます。分析レポート作成を開始した当初はデータ量は少なく、短い期間単位の分析レポートのみの作成で済むのですが、時がたつにつれてデータが蓄積されていくと、レポート化可能な期間単位が増えていくため、分析レポート作成業務もそれに応じて増えてしまうというわけです。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
IoTカメラは工場や倉庫における保安・監視用途などで活用されることが多かったが、現在の活用領域は大きく広がっている。観光地における課題解決と体験価値の向上を目指し、IoTカメラを観光コンテンツに応用した事例から、その実態を探る。
国内の中堅・中小企業(SMB)は、商品サービスの導入が早く進むため、多くの企業がターゲットにするものの、数が多過ぎて優先順位がつけにくいといった課題もある。本資料では、SMB市場開拓における3つの課題と、その解決策を解説する。
サイバー攻撃から自社を守るだけでなく、取引を拡大するためにもセキュリティ対策の強化は必須の取り組みだ。その理由を確認しながら、セキュリティ対策の強化で特に重要とされる従業員教育について、必要性や実践法を解説する。
中小企業は、モバイルアプリケーションを活用することで顧客と密接な関係を構築したり、パートナー企業との関係を維持したりできる。モバイルアプリケーションが役立つ理由を7つ紹介する。
コロナ禍を経て、業務に必要な「ノートPC」の条件は変わった。どのような条件で選ぶことが望ましいのか。選定のポイントを解説する。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...