OpenStackとの蜜月は終了? Azure移行を決めたWalmartのクラウド戦略見放したわけではないというが……

小売り大手WalmartはOpenStackを支持してきた企業の1社だが、Microsoftと5年間の提携を結び「Microsoft Azure」を選んだ。しかし同社は「OpenStackを引き続き利用する」と強調する。同社のクラウド戦略の狙いとは。

2018年09月21日 05時00分 公開
[Trevor JonesTechTarget]

関連キーワード

OpenStack | プライベートクラウド


 米国小売り大手企業Walmartのクラウド導入戦略は「Microsoft Azure」へと大きく方向を変えた。だが、OpenStackを完全に見放したわけではなさそうだ。

 WalmartがMicrosoftと5年間の提携を結び、Microsoft Azureのクラウドを選んだ。そのこと自体は驚きではないが、OpenStackの利用を今後どうするかについては疑問が浮かぶ。WalmartはOpenStackを支持してきた有力企業の1社だ。同社は、自社データセンター内でのソフトウェアの大規模なプライベートクラウド導入に数百万ドルを投じている。OpenStackは、本来「Amazon Web Services」(AWS)などのパブリッククラウドプラットフォームの代わりとなるオープンプラットフォームと見なされ、世界有数のIT企業数社の支援を受けてきた。だが、最近は勢いをほとんど失い、ハイパースケールなパブリッククラウドベンダーに後れを取っている。

 OpenStackは運用が難しいことで有名だ。それが、人気が伸びない理由の1つになっている。Walmartを含めOpenStackの運用に成功したとする企業もある。ただ、そうした企業もOpenStackの構築と保守を担当するエンジニアを雇うことになった。Walmartのような規模と名声を誇る企業から見放されたら、OpenStackが衰亡の一途をたどるのは確実だが、まだそのような事態にはならないようだ。Walmartの広報担当者によると、同社はOpenStackを引き続き利用するという。

OpenStackプロジェクトに対するWalmartの考え

ITmedia マーケティング新着記事

news131.jpg

メッシやベリンガム、ヴィルツも登場 アディダスが世界で展開する豪華過ぎるサッカー推しキャンペーンの中身
Adidasが夏のサッカーシーズンに向けて新キャンペーンを世界各地で展開する。デビッド・...

news058.jpg

Web広告施策に課題を感じている企業は9割以上――リンクアンドパートナーズ調査
企業のWeb広告施策を推進している担当者約500人を対象に、課題と今後の取り組みについて...

news183.jpg

TikTokマーケティングの最適解へ スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団M2DKと業務提携
スパイスボックスが縦型動画クリエイター集団であるM2DKと業務提携。生活者に向けて訴求...