ハイブリッド版「Skype for Business」を開発? Microsoft Teams移行促進で動きSkype用の新サーバでサポート延長も

Microsoftは、クラウドベースのIPコミュニケーションソフトウェアに移行する足掛かりとなる、クラウドとオンプレミス環境両方で利用できるビジネス向けSkypeの開発を進めている。

2018年11月07日 05時00分 公開
[Jonathan DameTechTarget]
画像

 Microsoftは、ユーザーが「Microsoft Azure」のクラウドとオンプレミス環境の両方で利用できるハイブリッド版の「Skype for Business」を開発している。この動きは、ユーザーがクラウドベースのIPコミュニケーションの利点を享受するための取り組みをMicrosoftが十分にできていないという企業側の不満を反映している。

 Microsoftが主催するカンファレンス「Microsoft Ignite 2018」におけるインタビューで、「Microsoftは間もなくSkype for Businessのハイブリッド版をリリースする」と、「Office 365」コラボレーションツールの責任者を務めるロリ・ライト氏は語った。

 「Skype for Businessの一部をオンプレミスに残し、その他の部分をクラウドに移行したいと考えるユーザーがいる。その対応策を現在検討している」(ライト氏)

Skype for Businessに対するユーザー企業の不満

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アイティメディアからのお知らせ

From Informa TechTarget

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか

なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。

ITmedia マーケティング新着記事

news017.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。

news027.png

「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news023.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...