Microsoft「Office 365」のバックアップはサービス多くのベンダーが提供している。これらのサービスを選ぶとしたら、どこから手をつければよいだろう。3つのポイントを紹介する。
Microsoft「Office 365」の導入が広がっている。
Osterman Researchが2018年3月に発行したホワイトペーパー「Supplementing the Limitations in Office 365」によると、調査対象企業の3分の2がMicrosoftの「Exchange Online」を利用している。また約80%の企業でMicrosoftの「OneDrive for Business」のユーザーが100人を超えている。こうした状況を踏まえると、電子メールとオンラインコラボレーションではMicrosoftが先んじているのは明白だ。Office 365を利用する企業は多く、今後利用を予定している企業も増えている。このような状況から、Office 365のバックアップ戦略を検討しておく必要がある。
Office 365内のデータは、オンプレミスのデータと同様、破損、損失、改ざんの影響を受けやすい。そのためデータを最適に保護する方法を考えておくべきだ。またOffice 365内のデータが、ランサムウェア攻撃の標的となる恐れがあることも明らかになっている。
本稿では、Office 365のサービスの中でもメールサービスの「Exchange Online」、グループウェアの「SharePoint Online」、オンラインストレージの「OneDrive」に保管されているデータのバックアップについて考える。これらのサービスはバックアップに関する新しい話題が多く、バックアップ機能を提供するサードパーティーのソフトウェアベンダーが、対象サービスにすることが多いためだ。
これから、Office 365のバックアップにおけるベストプラクティスを3つ紹介する。
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