セルフサービスBIツールが広く利用されるに伴い、サブスクリプションの料金モデルにも変化が起きている。例えば、クラウドやグループのデータ使用状況、データの共有方法に応じた選択肢が登場している。
セルフサービスBI(ビジネスインテリジェンス)ツールには多くの種類があり、ダッシュボードの作成や表示用にさまざまな機能が提供されている。
こうしたツールにはそれぞれ独自のサブスクリプション料金モデルがあり、中には無料のツールさえある。だが「選択する製品と料金モデルを検討する場合は、ツールの機能、セキュリティ、スケーラビリティを理解することが重要だ」と話すのは、AirAsia BerhadのCEOであり、デジタルトランスフォーメーションや法人向けサービスを担うアイリーン・オマル氏だ。
SaaS形式のセルフサービスBIツールは広く使用され、大半の企業が重宝している。セキュリティが高いこと、調達面で優れていること、最新のパッチが適用されること、ニーズに基づくユーザーライセンスの素早い有効化/無効化が可能であることなどがその理由に挙げられている。
「セルフサービスBIツールを最大限に活用するには、ツールをサポートするためにデータ環境の基盤を構築し、ライトユーザーにもパワーユーザーにも十分なトレーニングを提供することが必要になる」と語るのは、分析管理コンサルティング企業AspirentのCEOで『Monetizing Your Data: A Guide to Turning Data into Profit-Driving Strategies and Solutions』(データの収益化:収益を生む戦略とソリューションをデータから生み出すためのガイド)の共著者でもあるアンドリュー・ローマン・ウェルス氏だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ゼンリンマーケティングソリューションズでは、地図情報によるデータ分析作業を効率化するため、プログラミング不要のデータ分析ツールを導入した。同社はどのような製品を採用し、課題解決につなげていったのだろう。
工場や倉庫などの現場では、人手不足などにより業務負担の増大が懸念されており、業務のデジタル化と業務プロセスの改善が急務となっている。そこでモバイルアプリの作成からデータ連携までをノーコードで実現できる製品が注目されている。
広告や小売、観光振興、まちづくりなど、さまざまな領域で導入が進む「人流データ」。その活用でどのような施策が可能になり、どのような効果が期待できるのか。人流データ活用の6つのユースケースを紹介する。
人の動きを可視化した「人流データ」。屋外広告の効果測定や出店計画、まちづくりや観光振興など幅広い領域で活用されている。その特徴を確認しながら、価値のある分析・活用につなげるためのポイントを解説する。
SAP ERPを活用して、事業部門のデータ作成/変更を行っているロクシタンでは、マスターデータ管理の煩雑さに伴う、処理時間の長さが課題となっていた。これを解消し、SAPデータの処理時間を4分の1に短縮した方法とは?
いまさら聞けない「仮想デスクトップ」と「VDI」の違いとは
遠隔のクライアント端末から、サーバにあるデスクトップ環境を利用できる仕組みである仮想デスクトップ(仮想PC画面)は便利だが、仕組みが複雑だ。仮想デスクトップの仕組みを基礎から確認しよう。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。