2019年03月08日 05時00分 公開
特集/連載

「ディザスタリカバリー(災害復旧)計画」を見直すべき4つの理由増え続けるデータをどう扱えばいいのか

技術面の進化によってディザスタリカバリー(災害復旧、DR)に関する一般的な負荷は軽減されてきたが、財源、セキュリティといった、より戦略的な面では、さらに見直しを図る必要がある。

[Nick Cavalancia,TechTarget]
画像

 DRの分野ではここ数年で幾つかの興味深い変化があった。クラウドが普及したことで、革新的なDRの手法を新たに利用できるようになり、それと同時にクラウド自体を保護の対象にする必要性も生じた。こうした変化はあったが、多くの点でDR計画は未成熟だ。企業はまだ有事の際のリスク分析を十分に実施できておらず、DR計画のテスト、訓練もできていない。そうした中で保護すべきデータは増え続けている。企業のIT部門はそのペースに付いていけていない。

 2019年にDR計画で重視すべきことを以下に示す。

1. DRで重要度を増すセキュリティ

 DRは通常、データ、アプリケーション、システムなどにおいて生じた何らかの損失を回復させることをいう。ところが、最近はこれまで関わりのなかったセキュリティチームとDRチームがコミュニケーションを密に取るケースが増えている。コンプライアンス要件に対して、またマルウェア攻撃などの外部攻撃によって被害を受けた場合に備えて、IT部門は正常な状態へ復旧させる適切な手法、機能を持っておかなければならないためだ。セキュリティチームに求められるのは、DR戦略の担当者に対して、特定のエンドポイント、データ、アプリケーション、ディレクトリを復旧させることの重要性を理解させ、復旧の目標を策定させるよう動かすことだ。

2. 財源、資金調達

ITmedia マーケティング新着記事

news127.jpg

GAFAの序列変動やSpotify、Zoomなどの動向に注目 「Best Global Brands 2020」
世界のブランド価値評価ランキング。Appleは8年連続1位で前年2位のGoogleは4位に後退しま...

news113.jpg

日本のスマホ決済アプリのインストール数は75%成長 バンキングアプリ利用も急増――Adjust調査
2020年上半期は特に日本において、新型コロナの影響でファイナンスアプリの利用が活発化...

news048.jpg

ニューノーマル初の年末商戦 成功の鍵は「送料無料」と「低価格」、そして……――Criteo予測
コロナ禍の収束が見通せないながらも、人々の消費は少しずつ動き出しています。ホリデー...