パブリッククラウド市場をリードする「Amazon Web Services」(AWS)の地位を「Microsoft Azure」が脅かし始めている。企業の間では「Google Cloud Platform」(GCP)への関心も高まっている。
これは2019年に8回目を迎える「RightScale 2019 State of the Cloud Report」で示された見解だ。同レポートはクラウドを利用する企業の姿勢に注目し、クラウド導入の進捗(しんちょく)状況を毎年報告している。
技術プロフェッショナル企業約790社から回答を集めた2019年版のレポートは、企業が平均4.9個のパブリッククラウドとプライベートクラウドでアプリケーションを運用していることを明らかにした。
「パブリッククラウドを利用していると回答した企業が現在運用しているのは2.0個で、それに加えて1.8個以上のクラウドを試験運用している」
「企業のパブリッククラウドへの注目はますます高まっている。その結果としてパブリッククラウドの利用が急成長している。成長速度はプライベートクラウドの成長率の3倍になる」(同レポート)
回答企業のデータによると、最も利用されているパブリッククラウドは相変わらずAWSだが、Azureがこのライバル企業のシェアを崩しつつあることが示されている。
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