Lenovo「ThinkReality A6」はAR/VR市場で「HoloLens 2」の対抗馬になるか?法人向けツールとの連携も

LenovoはAR(拡張現実)ヘッドマウントディスプレイ「ThinkReality A6」を発表した。業務に使用することを念頭にコスト効率の高い設計になっている。

2019年06月11日 08時30分 公開
[Tanner HardingTechTarget]

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画像 Lenovoの「ThinkReality A6」《クリックで拡大》

 Lenovoは新製品「ThinkReality A6」(以下、A6)で独自のAR(拡張現実)テクノロジーを法人向けに展開する。

 2019年5月13日開催の年次カンファレンス「Accelerate 2019」でLenovoが発表した内容によると、A6は業務用ARアプリケーションの使用を目的として開発したヘッドマウントディスプレイ(HMD)だ。エキスパートによる作業指示の表示や修理時間の短縮、エラー削減、複雑なワークフローの効率化、トレーニングの質の向上、コスト削減に役立つという。

 A6は「ThinkReality」というLenovoのAR製品群の一製品という位置付けだ。ThinkRealityはハードウェア機器に加え、ARとVR(仮想現実)のアプリケーションを構築、展開、管理するための法人向けソフトウェアで構成される。

ThinkReality A6の製品概要と「HoloLens 2」との違い

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