マウスが使える「iPadOS」に大喜びする人、満足できない人を分ける条件「Mac Pro」新モデルはプロ向けと評判

「iPadOS」は「iPad」専用の新OSだ。マウスや外付けドライブを利用可能にした他、アプリケーションのマルチタスクなどの機能を備える。iPadの可能性を広げそうなiPadOSだが、求める用途によって評価は異なるようだ。

2019年06月29日 08時30分 公開
[Jesse ScardinaTechTarget]

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 AppleはモバイルOSの最新版「iOS 13」と併せて、タブレット「iPad」専用の新OSとして「iPadOS」を発表した。アプリケーションのマルチタスクや、iPadを「Mac」のサブディスプレイにする機能など、業務用に役立つ機能を強化している。開発者向け年次イベント「Worldwide Developers Conference」(WWDC)で、AppleはiOS 13とiPadOSを同時に発表した。

 iPadOSの誕生は、スマートフォンとタブレットは別物だというAppleの考えを反映しており、iPadを業務用タブレットとしてさらに魅力的にする設計になっている。iPadOSが搭載する主要な機能には、

  • Apple製デスクトップデバイスと同期する機能
  • マウスやタッチスクリーンを使用する機能
  • アプリケーションのマルチタスク機能
  • 外付けドライブのサポート

などがある。

 TECHnalysis Researchの創業者でチーフアナリストのボブ・オドネル氏は、「こうした新機能が加わっても、iPadはフロントエンドのエンジニアにとっては依然として“2番目か3番目の画面”という位置付けになりそうだ」と語る。それはなぜか。

iPadの業務利用を広げる可能性はあるが……

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